SUV、ミニバンが中心となる普通乗用車(3ナンバー)市場は3月も2カ月連続で前年実績割れとなった。販売数は19万7895台、前年同月比‐8.5%と前月(-5.9%)を上回る減少。乗用車(登録車)全体では同-18.6%と3カ月連続の減少。
先月に引き続き、SUVセグメントのセールスも前年同月比で-20.6%(軽自動車、国内ブランド輸入車含む・本誌調べ)と落ち込んでいる。ランキングは、スズキ・ハスラー(軽自動車)が変わらず首位、ホンダ・ヴェゼルと入れ替わり、トヨタ・ヤリスクロスが2位にランクアップした。ハスラーは前年の2倍となる10,618台を販売、軽乗用車市場が前年比78.0%と落ち込む中、大健闘している。軽自動車全体でも3位の販売台数だ。ホンダ・ヴェゼルはワンランクダウンしたものの、8,855台のセールスは前年の1.5倍、好調を維持。TOP10圏内を見てみると、先月に引き続き日産エクストレイルが前年超えの前年同月比149%・5,272台と6位、ホンダZR-Vが4,925台の7位と続く。ホンダはタイからの輸入車であるWR-Vが16位に初登場。輸入増に加え、ニューモデルも控えるホンダのシェアアップに注目だ。
14カ月ぶりの前年割れとなった2月普通車市場。SUVマーケットは?(24年2月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
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